【前回の記事を読む】おじいちゃんとお母さんのひそひそ話。「なるべく迷惑かけないから」お母さんが泣いている…僕はどこにいても邪魔者なのかな。毎朝、和室に置かれた仏壇の前で手を合わせる。横には二人の赤ん坊が窓の外の世界を見つめるように視線を送っている。次女のさっちゃんと三女のしおちゃんの遺影。蝋燭に火を灯し線香の先を赤くするのが大人になった僕の日課だ。煙の向こうでゆらゆらと揺れている小さな火を見つめ…
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第7回】大宮 雫
ほんの30分の出来事…母が抱っこをして名前を呼んだ直後、静かに眠るように息を引き取った。死因は乳幼児突然死症候群だった
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エッセイ『四国八十八カ所』【最終回】深山 無行
四国88か所巡りも半分到達。人の優しさ、自然の豊かさ、そして菩薩や寺院の荘厳さを全身で感じ取る。
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第7回】松谷 美善
母さんが死んで、一人で生きていかなければならなくなった。高校中退後、月6万円での生活。お墓も作れず母さんの骨と一緒に暮らした
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第15回】福田 恭子
幸せいっぱいの結婚式。そして長女を出産。だが、幸せに満ちるべき日々が思いもよらぬ辛いものとなっていき…
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小説『高校生SM[注目連載ピックアップ] 』【新連載】大西 猛
あの人は私を磔にして喜んでいた。私もそれをされて喜んでいた。初めて体を滅茶苦茶にされたときのように、体の奥底がさっきよりも熱くなった。
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小説『綻ぶ糸を手繰り寄せ[注目連載ピックアップ] 』【新連載】ホエラニア
玄関を覗いたが、物音一つ気配すらなかった。数通まとめてメッセージを送った。注意、怒り、心配、呼び掛け。だが、お前はいない。
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小説『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[人気連載ピックアップ]』【第6回】ラヴKISS MY
ずっと一緒と約束した彼――結婚式当日バイクで事故を起こし…
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エッセイ『世の中捨てたもんじゃないよ』【最終回】山田 高司
西加奈子・著『漁港の肉子ちゃん』を読んだ。可愛くてスリムで、一人孤高を保つ「キクりん」はカッコいい。でも、彼女は…
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小説『悪魔に下す鉄槌』【第2回】南 十士郎
僕はこの仕事をしていると頭が痛くなる。社会の端っこの隅っこで生きる僕たちの仕事――生きる資格がない者のものと自覚していた
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実用『気診で元気! 文庫改訂版』【第2回】小倉 左羅
なんとなく身体が重い、頭や身体が痛い…それ、「気」のせいかも? 冷えや疲労だけでなく、悲しみや憎しみの感情も身体に悪影響を…
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第6回】大宮 雫
おじいちゃんとお母さんのひそひそ話。「なるべく迷惑かけないから」お母さんが泣いている…僕はどこにいても邪魔者なのかな。
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評論『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第2回】墨崎 正人
テレビから見えてくる人間そして、日本人の特性。コロナ禍に度々放送された家族ドラマは何を映したのだろうか―
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第6回】松谷 美善
母さんが死んだ。葬式はできず、骨壺に入れられて戻ってきた母。父からは「かかったお金はお前が働いて返せ」と請求書を渡され…
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実用『頭痛治療革命』【第2回】山王 直子、間中 信也
片頭痛の由来はポルトガル語?徳川家康もフェンヅツウと言っていた可能性がある?
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第14回】福田 恭子
特攻隊員だったが、二度の死を逃れた父。特攻隊の生き残りは歓迎されず、生きて帰った者を見る目は決して温かくはなかった。そして…
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小説『岐路』【第2回】田中 建彦、田中 充恵
武士として命を賭けて行動しなければならない時、いったい誰を選ぶのか……? 忠を取るか孝を取るかの二択が迫られる。
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エッセイ『だから教師はおもしろい』【第2回】宮﨑 稔
人に「め」「い」「わ」「く」「を」「か」「け」……続く二文字を子どもたちはなんと答えるのか?
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小説『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[人気連載ピックアップ]』【第5回】ラヴKISS MY
「お前を抱きたい」そう言った次の瞬間彼は私の上にのしかかるようにして…
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歴史・地理『百名山心象風景』【第2回】平山 喜代志
日本人はどこから来たのか? ――海洋では、途中で引き返すこと、止まることが許されない。生死をかけて大海に乗り出した人々が…
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エッセイ『「アート保育」のすすめ』【第2回】岡本 礼子
【アート保育】美意識の土台づくりをする保育。色やカタチ、素材を意識して展示をして環境を作り、「感性」を育てながら…