黄昏の朱色に化した西陽時 不如帰鳴く愛惜の声
枯れていた草地も今は柔らかい 生ける緑の草地に変わる
緑萌え鳥や虫飛び花開く 自然の住まい楽園地帯
※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 漣の夢【第66回】
中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。
黄昏の朱色に化した西陽時 不如帰鳴く愛惜の声
枯れていた草地も今は柔らかい 生ける緑の草地に変わる
緑萌え鳥や虫飛び花開く 自然の住まい楽園地帯