俳句・短歌 四季 2021.07.22 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第63回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 青空あおそらに草木そうもく繁茂風そよぎ 紋白蝶も飛び出して舞う 大空おおそらに筋雲すじぐも浮かび流れてる 夏が覗いて緑輝く 風薫る緑の草木嗚呼自然 生せいの息吹きを吸いつつ生きる
人生論 『潜在意識を変えて自分を幸せにする 21のアプローチ』 【第6回】 森 享子 母が亡くなった後、母が毎年していたように親戚に挨拶へ行くと、「もう来ないでほしい」と言われた。 【前回の記事を読む】「何様のつもりだ! お前は商品なんだから…」大学に進学した頃、母は度々お見合いの話を持ってきた。私が断ると烈火の如くでも、我慢すれば、どうしてもストレスがたまります。そこで、我慢を強いられた人は、ストレスを発散するため、「自分はこんなに我慢したんだから」という憂さを晴らすために、次の世代の人や自分より立場の弱い人に、同じような我慢を強いるようになります。中には本気で「我慢をす…
小説 『春のピエタ[人気連載ピックアップ]』 【第14回】 村田 歩 殺人犯たちに手紙や面会でインタビューをした。大半の受刑者は何者かにけしかけられた感覚に陥る。「私は『殺れ』といった声を…」 【前回の記事を読む】彼氏が溺愛するクラブの女に、「彼を返してほしい」と言った。最悪なことに、その女は大学の後輩でもあった——二人の関係性は…あたしは相槌も打たずに話に聞き入った。思い出すとか懐かしむという言葉を、美津子さんは忌々しいことのように口にした。それから声を潜めて、「予感……いえ、やっぱり気配ね。でも、気配っていうと、弱すぎるか……。とにかく、自分の中から出てくるものじゃないの。外からや…