俳句・短歌 四季 2021.07.29 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第64回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 陽も隠れ気候温暖巻雲けんうんのオレンジ色に染まる夕暮れ Tシャツの夕闇時ゆうやみどきの女学生魅力膨らむ乳房ちぶさに惹ひかれ 帰宅後に涙しながら慕わしく愛しい人の面影想う
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第5回】 月川 みのり 目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ… 【前回記事を読む】あの夜から3日、触れられた温もりがまだ消えない…意識して目も合わせられないけど、実は彼の“サイン”に気づいていた常連客の一件をきっかけに、よし子は1冊のノートを作った。100円ショップで買った大学ノート。表紙に「お客様帳」と書いた。ページごとにお客様の名前、好み、苦手なもの、前回の会話の内容、お子さんやお孫さんの話。気づいたことは何でも記録した。節子が覗き込んで「何それ」と言っ…
小説 『僕が奪ったきみの時間は』 【第17回】 小西 一誠 妊娠させてしまった高校時代の元カノを探す――手がかりは大きな病院。目星をつけると…嫌な予感がした 【前回の記事を読む】家を張り込んででも、遥香に会いたい。今日を逃したら当分チャンスはない。だが彼女の親にバレたなら少なくとも、通報・警察沙汰になるだろう…谷岡先生は、遥香に会いに来たという僕が、まさか遥香の実家に赴くとは思わなかったのではないか。無理もない。遥香の実家に行くということは、彼女の両親と顔を合わせることになる。谷岡先生は、僕がまさか彼女の両親と顔を合わせるリスクがあるのに、わざわざ実…