吟苑ぎんえん草木くさきの繁茂水池みずいけに 金魚も群れて生き生き泳ぐ

 
 

曇りそら木々ひそやかに佇んで 心の波を静めて呉れる

 

水際みずきわに音も無く生え青葦あおあしの 彩りえて慰め貰う

※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。