パーソナルブランディング
③アーリーマジョリティ(EarlyMajority:前期追随者)
新商品の購入には比較的慎重ですが、平均よりは早めに購入する人で、アーリーアダプターの影響を受けて、販売数の爆発的増加に結びつきやすい集団です。市場全体の約34.0%を構成します。医師であれば、病院の勤務医から開業医まですべてに分布しており、新発売後3か月から半年後に、薬剤の評判を耳にするようになってから採用を考えます。比較的、勉強熱心で新薬の講演会などにも参加して情報収集に努めますが、自分から新しい薬剤に飛びつく程ではありません。この層は、人数も多いので、医薬情報担当者(MR)のディテール対象としても、その他のマーケティングコミュニケーションの対象としても重要です。
④レイトマジョリティ(LateMajority:後期追随者)
新商品の購入には慎重な人たちで周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をします。「フォロワーズ」とも呼ばれます。市場全体の約34.0%を構成します。医師であれば、病院の勤務医から開業医まですべてに分布しており、新発売後半年から1年後に、薬剤の評価や安全性が確立してから採用を考えます。薬剤の評価が固まった安全な薬物治療法を取り入れるという側面と、多くの医師が使用している薬剤を自分が使っていなければ肩身が狭いという思いもあるので、どれだけ普及しているかが採用を決めるトリガーとして働きます。