俳句・短歌 短歌 自由律 2021.01.02 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第23回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 愛犬(フクちゃん)の孤独を思う時涙 心の傷なめてくれたよ愛犬(フクちゃん)が 犬と住む幸せ知った昼下がり
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第2回】 月川 みのり 娘の学費のために始めた仕事だったのに…私も夫を亡くしたから、「妻が生きていた頃は…」と言う彼と何かが通じ合ってしまい… 【前回記事を読む】“ある条件”さえのめば、月給32万円のハロワ求人…娘に見せると震える声で「月に1度は必ず帰ってこれるんだよね?」と…バスは山道をくねくねと登っていった。窓の外には杉の木が鬱蒼と茂り、時折渓流のきらめきが見える。乗客はよし子の他に地元のお年寄りが2人だけ。終点に近づくにつれ、よし子1人になった。(本当に来てしまった)スマートフォンの電波が1本になった。美咲に「着いたらLINEする…
小説 『あした会社がなくなっても』 【第2回】 桐生 稔 上は東大・下は中卒。ベンチャー企業は、実力がすべての会社だった。その証拠として、若手社員の名刺には—— 【前回の記事を読む】土曜の朝、電話に出ると「今すぐ本社に来い!!」上司の怒鳴り声に眠気が吹き飛ぶ。新聞を手にした瞬間、俺は立ちすくんだ張目健剛――この男の名を、ベンチャー業界で知らない者はいない。おそらく桐谷以外は……。周囲の学生たちは食い入るように彼を見つめている。このカリスマ経営者に心酔していた。桐谷はとんでもなく場違いな企業に来てしまったと悟った。皆、張目健剛と一緒に仕事がしたくて、ナイス…