俳句・短歌 短歌 自由律 2021.05.22 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第43回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ホロ苦い恋に似ているビターチョコ 強く深く愛することを知らず来た 不倫ならあなた一人が泣きなさい
小説 『あした会社がなくなっても』 【第9回】 桐生 稔 左遷されたその日に1本の電話——「本部長からです。」その内容は、怒りで受話器を壊しそうになるような… 【前回の記事を読む】入社して2か月で、静岡・富士支店へ左遷。本社に呼び出された理由は――職場の人間関係を壊したことだった。(こんなに近くで富士山を見たのは、人生で初めてだ……)桐谷は富士駅に降り立ち、目の前にそびえる富士山を見て、思わず息を呑んだ。その大きさは想像をはるかに超えている。遠くから見る存在だったはずの富士山が、まるで目の前に突きつけられたように、圧倒的な存在感で立ちはだかっていた。(…
小説 『愛しき女性たちへ[注目連載ピックアップ]』 【第2回】 白金 かおる 「61歳。既婚。大人の女性とお会い出来れば嬉しいです。」と登録したサイトに、新着メールが届いた。開いてみると… 【前回の記事を読む】妻との生活に不満は無いが、"何か"が足りなかった… 平凡でも幸せな妻との日常を壊すつもりはなかったのに…その時代は、受験戦争にもまれて少しでもいい学校に入り、大企業に就職するのが学生たちの目標だった。そして職場、合コン、友人の紹介などで異性と知り合い恋愛をする。恋愛は結婚を前提としたものだったので、必然的に結婚。親たちには子供はまだか、早く孫の顔が見たいなどと会うたびに言われ…