俳句・短歌 短歌 自由律 2021.05.22 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第43回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ホロ苦い恋に似ているビターチョコ 強く深く愛することを知らず来た 不倫ならあなた一人が泣きなさい
エッセイ 『遠い夢の向こうのママ[注目連載ピックアップ]』 【第13回】 かおる 大学生になった頃、母から「大事な話がある」と戸籍謄本を差し出された…「パパは暴力団員で、本当の母親は……」 【前回記事を読む】高校卒業の日、母は友人を“付き合う価値がない人間”と値踏みした…「私立の高校の人らはくだらない」と馬鹿にしてきた。そんなある日の夕方、突然ママが「ちょっと話があるからここに座って」とダイニングテーブルに向かい合って座った。真剣な話だと思わず、冗談ばかり言って茶化しながら座る私。いつの間にかパパは別の部屋に姿を消していた。ママが一枚の書類を見せてくれた。戸籍謄本だった。「あんたの…
小説 『私が空を飛ぶ理由』 【第6回】 武田 ちあす 40代で妻と離婚し、家を出た……週末だけ一人娘と会う日々は、彼女が中学生になった頃から静かに変わり始め…… 【前回の記事を読む】東京の夜景を見ることは、蟻の巣を誤って掘り返してしまったときの感覚に似ている。人間の数への恐怖に加えて、それぞれに人生があり……トップデッキの屋根にすわって足をぶらぶらさせながら考えているうちに、東京湾のほうが少し明るくなってきたことに気が付いた。暗いうちに帰らないとさすがに見つかって大騒ぎになる。私は立ち上がり、両手を振った。せっかくなので東京タワーをぐるぐると回りながら、…