俳句・短歌 短歌 自由律 2021.06.05 句集「愛のままで咲く」より二句 愛のままで咲く 【最終回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 打ち寄せる波のごとくに抱いだかれる もう一度人を愛そう春隣
エッセイ 『遠い夢の向こうのママ[人気連載ピックアップ]』 【第16回】 かおる 「育ての親への挨拶もできない恩知らずが、恥を知れ」結婚式で再会した母は向こうから歩いてきて、私を無視して通り過ぎた。 【前回の記事を読む】生みのパパは苗字を変えていた。暴力団絡みで揉めて、今の奥さんの姓に変えたらしい。 それからしばらくして山口家の一人娘、桃子姉ちゃんの結婚式が決まった。もちろん出席する。 どうしよう。新田のお母さんが来る。 新田家を出て初めてお母さんと会う。恐ろしくてたまらなかった。 「どうしたらいいの」と半泣きでママやパパに聞いても「普通にしてたらいいよ」と答えるだけだったが、どうすればいい…
小説 『異世界縄文タイムトラベル[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 水之 夢端 まさか一晩で浅間山の形が変わるなんてこと、あるわけない。それが正しければ――「大変だ!」盛江が血相を変えて走ってきて… 【前回の記事を読む】俺たちはいま、原始時代にいる――突拍子が無いことを言い出した早坂に周囲は騒ぎ始める…が、早坂は真剣な目をしていて…一方早坂は、難しい顔をして変形した浅間山を見つめていた。彼の隣には男子大学生・沼田稔(ぬまたみのる)がいる。早坂は双眼鏡で山を覗き、時折沼田に渡して山を見せた。二人は仲良しでしょっちゅう一緒にいる。同じ大学の学生である。早坂はエリートの上に容姿がよく、物腰にも垢抜…