俳句・短歌 短歌 自由律 2020.12.26 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第22回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 死別とや君より先に死にたいな 君からの恋の悩みよホトトギス 一目散に駆け寄る犬(フク)の愛らしさ
エッセイ 『Re:start[人気連載ピックアップ]』 【第10回】 森 亜美 服も体も、真っ黒こげで病院に運ばれた私。「あれが奥さんです」と告げられた夫は、私が誰なのか判断がつかなかった 【前回の記事を読む】信号無視の車が突っ込み、乗っていた車が炎上。後部座席にいた娘だけが救出された事故後すぐに私は、ドクターヘリで火傷治療に強いと言われる某大学病院の救急救命の集中治療室(EICU)に搬送されました。もう1人の方は救急車で別の病院へ運ばれたと聞きました。ぶつかる瞬間の記憶は全てなく、今でも事故前後のことは思い出せません。着ていた服はまっ黒焦げになっていたみたいで、頭も火傷していた為…
小説 『あなたの子供が生みたかった』 【第8回】 水木 三甫 「あなたは非常に頭のいい方だ。この施設では毎日若い男女にセックスをしてもらっています」 【前回の記事を読む】車は夫をはねた後も暴走し、電柱に正面衝突して即死した。お腹の子は流産し、1度の事故で家族を2人失った。じゃあ、あのバスはどこの会社のバスだったのだろうか? もしかしたら市立病院に勤めている人専用のバスということもあり得る。定期券のように見せていたのは社員証だったのかもしれない。でも、市立病院は閉鎖されたと沙也加が言っていた。ネットで確認してみると、やはり市立病院は四日前になく…