俳句・短歌 短歌 自由律 2020.12.26 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第22回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 死別とや君より先に死にたいな 君からの恋の悩みよホトトギス 一目散に駆け寄る犬(フク)の愛らしさ
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第5回】 月川 みのり 目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ… 【前回記事を読む】あの夜から3日、触れられた温もりがまだ消えない…意識して目も合わせられないけど、実は彼の“サイン”に気づいていた常連客の一件をきっかけに、よし子は1冊のノートを作った。100円ショップで買った大学ノート。表紙に「お客様帳」と書いた。ページごとにお客様の名前、好み、苦手なもの、前回の会話の内容、お子さんやお孫さんの話。気づいたことは何でも記録した。節子が覗き込んで「何それ」と言っ…
小説 『あした会社がなくなっても』 【第2回】 桐生 稔 上は東大・下は中卒。ベンチャー企業は、実力がすべての会社だった。その証拠として、若手社員の名刺には—— 【前回の記事を読む】土曜の朝、電話に出ると「今すぐ本社に来い!!」上司の怒鳴り声に眠気が吹き飛ぶ。新聞を手にした瞬間、俺は立ちすくんだ張目健剛――この男の名を、ベンチャー業界で知らない者はいない。おそらく桐谷以外は……。周囲の学生たちは食い入るように彼を見つめている。このカリスマ経営者に心酔していた。桐谷はとんでもなく場違いな企業に来てしまったと悟った。皆、張目健剛と一緒に仕事がしたくて、ナイス…