俳句・短歌 短歌 自由律 2021.01.09 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第24回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 一人寝の愛犬(フクちゃん)どんな夢を見る 昼寝する犬(フク)の寝相や春おぼろ ありがとう元気印の犬(フク)と母
ビジネス 『なぜ職場では理不尽なことが起こるのか?[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 中山 てつや,中山 てつや 同期で「えい、やー!」と給料明細を見せ合うと、飛び抜けて多い人がいた。中身を見ると、「家族手当」が追加されており、その額は... 【前回の記事を読む】友人は「人事は見ているから」と言ったが、本社からの異動は、実質的には片道切符。めったなことでは本社に戻れない仕組みになっていた。 古き良き年功序列は根強い人事評価の仕組みを、自分のためだけに、ひとりで作り上げることはできません。評価制度は、入った会社にすでに存在しているもので、その枠の中で工夫を凝らしながら、上手に泳ぐ術すべを、身に着けていくことになります。世の中には、いろい…
小説 『虹色の魂』 【第21回】 青居 蒼空 子供の泣き叫ぶ声、大人たちの悲鳴。ナイフを持った男が現れ辺りは一変! 子どもが襲われそうになったその時、駆けつけたのは… 【前回の記事を読む】天皇陛下が詠みあげた「よもの海 みなはらからと…」――人々が皆、同じ父母から生まれた兄弟姉妹のように思いあえば…周りにいた人々から笑顔が消え、恐怖の顔へと一変する。子供の泣き叫ぶ声。大人たちの悲鳴が館内中に響き渡る。時計台の下にいた子供たちの親が、咄嗟に我が子を抱き抱え逃げだす。僕は正面を向いたまま体が動かず、その光景をただ呆然と見つめていた。逃げようとした子供が転ぶ。助けな…