「話って何?」
カラオケボックスに呼び出された烈斗が言った。
林は恥ずかしそうにうつむいたまま答えた。
「烈斗、今まで隠していたけど、私、烈斗のことがずっと好きだったの」
烈斗は動揺した。
「は? 何それ。いや、あなたマネジャーでしょ」
「私はあなたに近づきたくてマネジャーになったの。
だからお願い、袰岩理亜とは別れて。
あなたのことは私がずっと支えるから」
「何それ、キモッ。
あなたそんな気持ちで俺のマネジャーになったの。キモいんですけど。
無理無理無理無理。ちょっと事務所に相談してマネジャー、チェンジしてもらうわ」
そう言うと烈斗は部屋を出て行こうとした。
「えっ、ちょっと待って。それだけはやめて、お願い!」
「俺は理亜とは結婚まで考えてるの。邪魔するのならマネジャーでも容赦しないからね」
そう言い放つと烈斗は部屋を出て行った。取り残された林はうずくまり、咽び泣いた。
次回更新は10月12日(月)、21時の予定です。
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