しかしみんなの協力を得て“不要物の処分”に着手するためには先ずアクションプランを作成することが必要です。リーダーからは意欲的な姿勢がうかがえるのに、月末までにと言ったことがリーダーを躊躇させることになりました。出来ないという本当の理由はなにか、それが問題でした。
私は、
・完璧を狙う必要はないこと
・60点の出来でよいから、まず作成することが大事なこと
・うまくいかなければ又その時に考えて修正したらよいこと
を告げました。
するとリーダーは、ほっとした表情で「やります」と言ってくれたのです。
完璧を狙うから「やります」といえなかったのでした。何事も初めから完璧を狙う必要はありません。やりながら改善していけばよいのです。行動を起こしてこそ次の課題も見えてきます。
松下幸之助氏が「60点でGO」といったのもそのことを意味していたと思います。“すぐやる”ことの価値がそこにあります。
又、サントリーの指導方針である“やってみなはれ”、も同様です。つまり失敗をとがめず挑戦することを尊重する社風が“すぐやる”習慣を育てるのです。
一代でモーター製造で世界のトップ企業を作り上げたニデック社の社訓に
・すぐやる
・必ずやる
・出来るまでやる
とあるのもまさにすぐやることの価値を示しています。
2、“生き甲斐”のある職場が人を育てる
生き甲斐のある職場、或いはやり甲斐のある職場とはどんな職場かについて考えてみます。