四月十三日(日)

深夜、昨日に引き続き飲水不良だ。前日90mlしか飲んでいないのに。皿を口元に何度近づけても、そっぽを向く。

それならばと、ちゅーるを出して食べさせようとした。ちゅーるは液状おやつなので食べるとそれなりに水分が摂れるのだ。

しかし、大好きだったこのおやつも食べ方は渋々で、舌を出して掬おうとしないから、ちょっと舐めただけで後は床にぽたぽたとこぼれ落ちるだけ。それを指で掬って口元に持って行くとやっと少し食べてくれる。

指ごと食べてくれたらいいのにと念じながら指にちゅーるを何度もつけて舐めさせる。それも限界で、最後には唸り出した。食べられないのには理由があって仕方がないと理解はしているが、どうしても食べて欲しくて彼女の口の周りにちゅーるを塗りたくる。ようやく一本のちゅーるを完食する。明日こそは食べて欲しい。

朝になった。願いが通じたのか、カリカリおやつ、ちゅーるを両方食べた。そして、ウェット食をシリンジで与えられた。これはカロリー高く栄養を取りやすいのだ。その影響なのか、家の中を動く時間も多少出た。相変わらず活動性は低いが、前日よりもましになる。

結局一日で220キロカロリーの栄養を摂れた。これは久しぶりの快挙。排尿は五回で排便二回。少し、尿のアンモニア臭が弱まったように感じる。飲水は160mlに点滴120mlで合計280mlだった。

四月十四日(月)

深夜、飲水拒否。朝になって何度も水の皿を口元に持って行くが、拒否。顔を横に向けるのだ。その横顔に寂しさを感じる。駄目だ、この状況は食べられないよりも悪い。食事もあまり食べていないのに、毛玉を吐いた。毛繕いはしていたようだが、体力を無駄に消耗しているようで痛々しい。

点滴セットが無くなってきたので、かかりつけの病院に行き、いつものように体重を量ってもらった。たったの4.26kg! 昨日はどうにか200キロカロリーを食べたのに体重の維持さえできないのか? 絶望が私を覆う。

帰宅しても水やちゅーるを口にしない。ウェット食をシリンジで無理に食べさせているだけだ。トイレも思うように行けておらず、おしっこを床に漏らす。

この日は排尿三回に排便一回に嘔吐一回。ちゅーるとシリンジ食を無理に食べさせてようやく180キロカロリーの栄養を摂ってもらう。水分は飲水50mlに病院で受けた点滴120mlを足しても合計たったの170mlだった。

次回更新は8月2日(日)、11時の予定です。

 

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