マーラー第八番

さて大分横道にそれてしまったがマーラー第八番交響曲に話を戻そう。初演時では公式記録として、オーケストラ一七〇人、合唱八五〇人、独唱八人、オルガン一人それに指揮者の総勢一〇三〇人という数字が残っている。

ここで特筆できることは合唱団の人数ではないだろうか。

ベルリオーズが八〇〇人の合唱を想定した時点ではいつもの誇大妄想と映ったことを、マーラーは実践してしまったのだ。

実際問題として合唱の人数が、これほどまで必要だったのかはマーラーのみぞ知ることだが、初演会場だったミュンヘン博覧会新祝祭音楽堂は元々巨大な展覧会場で、音響的な問題もあったと思われる。

それでも合唱は可能性として三〇〇人から四〇〇人程度でも十分な演奏効果が得られると考えるのも可能だろう。

 

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