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どうにか痛みが治まってきたころ、ブロンドの看護師が笑みを浮かべて入ってきた。
「気分はどう? さあ、お食事よ」
看護師は、また緑色のジュースが入ったコップをルリエに手渡そうとする。ルリエは、にこりともせずに横を向いてしまった。
「どうしたの? ご機嫌ななめのようね。どこか気分でも悪いの。それなら、ここへ置いておくわ」
看護師は、コップをベッドの横の机の上に置いた。
「いらないわ。そんなジュース一杯で食事と言えるの。もう、お芝居はたくさん。わたしは、おじいちゃんの育てたスイカや、おばあちゃんの手作りおやきが食べたいの。誰が仕組んだのか知らないけど、もうこんな悪い冗談は終わりよ。わたし、家へ帰る」
ルリエはそうきっぱり言い放つと、再び起き上がろうとする。だが、その瞬間、体中に激痛が走った。
「痛い……」
体をよじって呻いた。さっき起き上がろうとしたときより、もっと強い痛みだ。あまりの痛さに意識が薄れていく。
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