【前回記事を読む】意識を取り戻したルリエ。いったいここはどこなのか――辺りを見回すと、エメラルドグリーンのものばかりで...ルリエは眉根を寄せ、頭を抱え込んでしまった。看護師が、心配そうに見つめている。「そうだ、思い出した。どうしよう。東京から、すずちゃんが来る日だわ。わたし、松本駅まで迎えに行かなくちゃ。すずちゃん、こっちは初めてだから、きっと迷子になっちゃう」ルリエは、急いでベッドから起き上…
[連載]エメラルド国物語
-
小説『エメラルド国物語』【第6回】光川 星純
私をアジア系難民と疑う警察…「お前は、日本人と似てはいるが、日本人ではない」状況を理解する間もなく、手錠をかけられて……
-
小説『エメラルド国物語』【第5回】光川 星純
意識を取り戻したルリエ。いったいここはどこなのか――辺りを見回すと、エメラルドグリーンのものばかりで...
-
小説『エメラルド国物語』【第4回】光川 星純
「ポチ、見て!」川岸で輝くホタルの光。夢中になって追いかけていると、足を滑らせてしまい、気づいた時には……。
-
小説『エメラルド国物語』【第3回】光川 星純
来月東京から友達が信州に――しかし、肝心のホタルはまだ見つからない。そこでルリエは……
-
小説『エメラルド国物語』【第2回】光川 星純
「ここはアルプスの雪解け水があるからな」おじいちゃんが自慢していた谷川の水が、去年の半分になっている。ホタルも全然いなくて…
-
小説『エメラルド国物語』【新連載】光川 星純
夏休みは毎年、信州の祖父母の家で過ごしている。小さな停留所で降りると思わずスキップした。つい何時間か前まで大都会にいたのに…