【前回の記事を読む】過酷すぎるお遍路旅、16日目。普段はほとんど入らないのに魅惑的に見えて…菅笠を被ったまま入ってみた。
第二章 土佐─修行の道場 長い長い道とお接待
17日目 2024年10月5日(土)
●気温:25℃ ●天気:雨のち曇り ●予定距離:22km(うち半分10kmは巡航船) ●参拝目標:なし ●宿泊予定:ホテルサンリバーさつき
昨夜の《民宿汐風》の女将さんと、同宿だったカリフォルニアからのジョーゼフとブレッドの仲良しコンビで写真を撮った。彼らは白人と黒人のコンビで陽気なノリノリな連中。実はブレッドは大学の理工系の助教授で、ジョーゼフは障害のある子供たちの学校の先生というエリートだ。
昔からの仲良しで、2人で示し合わせて1年間休暇を取り遍路旅に出たとのこと。四国の後は日本からインドに向かうらしい。人生を楽しんでいる感じがとても気持ちよく伝わってくる、ナイスガイたちだ。まあ、ノリが良過ぎるところやおっちょこちょいな感じがイマイチ心配なところだけど。
彼らはもう1泊するというので、車で逆打ち中のまゆみちゃんとも写真を撮り、女将が巡航船乗り場まで送ってくれた。今日は弘法大師が実際に渡ったという海上コース。現在では陸側にも道路ができているが、当時は海を渡るしか手段がなかったらしい。四国遍路唯一の海上道だ。今では歩き遍路か島に住む中高生しかこの巡航船を使わないと聞いた。
50分の海の旅からスタート。雨の中、海上で釣りをしているおじさんが手を振ってくれた。巡航船乗り場で尼崎から来たというなおちゃんと話が盛り上がり、連絡先を交換。テントを担いでいてなかなか頼もしく、ワイルドだ。