【前回記事を読む】受賞の集まりに行くか迷うほど弱っていた愛猫――帰宅すると、大好きなおやつすら食べず、夜には……
悲しみの底で見つけたもの~猫さんが生きた八十九日間の記録
三月二十五日(火)
朝、おやつを拒否。勿論、前の晩に毎回用意しているカリカリご飯には触った形跡さえ無い。
水の飲みが悪いので、シリンジで強引に流し込むと吐いた。
しまった! 同じ失敗を何度も繰り返す。私は愚か者だ。
しかし、飲んで欲しい! 食べて欲しいのだ! ごめんなさい。
この日の午前中に美容室へ行く。髪を染めてもらいながら、美容師さんにも猫さんの話をするが、この時はなんとか泣かずに済む。これは珍しかった。美容師さんは優しいがサバサバ系だからだろうか。
家に戻って、おやつやちゅーるをちょこちょこと食べさせる。この時は調子が良さそうだ。
午後は仕事に出かけ、帰宅すると、またおやつを食べなくなった。
夕方、点滴のため病院に連れて行く。体重は4・48kgだった。
夜、おやつもちゅーるも食べなかった。この日の栄養は150キロカロリーで、水分は飲水280mlに点滴120mlの合計400ml。血尿は続き、排便は無かった。