このようなアウトプット型の活動を通じて、生徒たちは単に英語の知識を使うだけでなく、英語で他者に伝わるように工夫し、表現力を高めることが求められました。これにより、発信力や表現力といったコミュニケーションスキルの向上が図られました。

こうした取り組みは、生徒の学びに対する意識を大きく変えました。

従来の受動的な知識習得型の授業から脱却し、生徒が自ら考え、主体的に学びに取り組む姿勢が求められました。さらに、英語を通じた「学びの楽しさ」を実感できたことが、生徒の英語に対する意欲や自信の向上につながり、彼らの将来における国際社会での活躍を支える力となりました。

結果として、SELHiプログラムは、生徒の英語力向上だけでなく、学校全体の教育方針や授業デザインにも大きな影響を与えました。

それは英語の授業が単なる知識の伝達ではなく、生徒一人ひとりの「学びの場」として再定義され、コミュニケーション力、批判的思考力、問題解決力など、21世紀型スキルを育む教育環境の基盤を築いたといえます。

こうした取り組みは、その後の英語教育改革にも大きな影響を及ぼし、現在のアクティブラーニングを取り入れた授業実践の礎となったのです。