【前回の記事を読む】JR湖西線・小野駅から出発、1.8万歩の散歩コースへ。小野妹子の墓をのぼり、和邇の街へ歩くが人っ子一人おらず…

5〜8日目
小野妹子の墓から砂浜の湖岸へ

歩き旅8 2月25日(土) 8日目
比良―近江舞子―北小松

2月は18、19の土日が雨23日の祝日も雨で2週間ぶりの歩きとなった。

その間に庭の紅梅は満開となった。天気予報では曇り、朝起きると日が射していたので、思い切って出発することとする。

今日は比良から近江舞子を経て北小松迄となる予定だが途中食事ができるか分からないのでコンビニで小さい弁当を買っていった。

比良の湖岸沿いは古く立派な家が多い。三上山は少し小さくなり向いに見えるのは長命寺の山左に沖島。そしてその左の北に伊吹山が真っ白に輝いて見える。

今日は気温が低く比良の山頂あたりは雪が降っていると思う。今回の旅の楽しみの一つにしていた近江舞子だが有名な松林を通る頃には冷たい風が吹き雪も舞っていた。

なんと舞子は雪だった。琵琶湖周航の歌にある雄松ヶ崎の石碑はちらっと見ただけで、強風寒風の中を進み続ける。

ここは琵琶湖周航の歌の二番の地で歌碑もあるはずだ。それはロマンチックな内容で次のようだ。

 

松は緑に 砂白き

雄松(おまつ)が里の 乙女子は

赤い椿の 森陰に

はかない恋に 泣くとかや

 

だが今日は唯々伊吹山が真白く見えるだけ。北風が強く琵琶湖にしては、荒い波が押し寄せてきてわびしい風景だった。

全く人影もなく、ときおり吹雪くなか休める様な状況でなかったので昼食は抜きとする。夏なら水泳客やレジャーで大賑わいの舞子なのだろうが。

唯々寒く人は居なかった。とその中で珍しく人影があったのが、なんとバス釣りの人だった。バス釣りの人だけは年中どこにでもいる。

観光地はその地のベストな季節に行き楽しむのが本当である。今の私は丁度その逆を行っている訳だ。