第1章 これでいいのか日本の小学校

§1 「中1ギャップ」解消に潜む問題

ズバリ、「中1ギャップ」は必要でしょ!!

まず、この問題から話を始めてみましょう。

そもそも「中1ギャップ」なんて言葉、ぼくらが子どもの頃には存在しなかったぞ!

当時の小学生にとって、中学校なんてところは、ただ魑魅魍魎(ちみもうりょう)渦巻く得体の知れない世界。

中学校のことなど考えるだけ無駄っていうか、まあ、どうでもよかった……み~んな「まいった! 中1?? ギブアップ!」とか言いながら笑って中1になって、でも、なった途端、あちこち壁にぶつかってはガーンと頭を抱えていたような気がする。

ぼくらの小学生時代は、多人数の中でほったらかされて育ってきたので、困ることなんて日常茶飯。

今さら困ったところで全然へっちゃらだったし、中学校に進学することにピリピリする必要など微塵(みじん)も感じていなかったのです。

ところが、今や少子化時代。子どもに目が行き届いているはずなのに、かえってそれが仇(あだ)になってか、子どもの不登校は増え続け、この問題に大人たちは頭を抱えてしまいました。

特に、小学校を卒業して中学校に進学する段になって、かなり多くの子どもたちが、ストレスからか突然学校に行きたがらなくなる……

そんな状況に陥った子どもたちのことを、総じて「中1ギャップ登校障害」などと呼ぶようになってきたのです。

あらら、でも、その「障害」、というより「障壁」取り払っちゃダメでしょ!

進学する時には、子どもたちのために、ちゃーんと壁を作って用意しておいてやらないと……。

もちろん、その子のストレス耐性の強弱で、子どもによっては、その壁を下げたり取り払ったりすることもできる……と、そういう準備もきちんと整えた上での話ではありますが……我々大人が、子どもたちに「乗り越えるべき壁(乗り越えていかなければ、次のステップへは到達できない障壁)」をいくつか作って適齢期に用意しておかなかったら、

その子がやがて大きくなった時、いやでもぶち当たるであろう「困難」という壁に、自力で立ち向かえるだけの地力を、どうやって身に付けさせてやれるというのでしょう。

 

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