【前回の記事を読む】ヤニカスの常套句「1本だけ吸おうよ。1本くらいで人生変わるもんじゃない。もし本当に禁煙したければまた明日からやればいい…」
あーあタバコ
痛みが続く上に小森勝の勧めもあって田場康は病院を訪れました。
検査を受けた後、一言祐医師の説明がありました。
「田場さん、あまりいい結果ではなかったですよ」
「関節炎ですか?」
「いやいやそうではなくて肩の骨が融けています」
「骨が融けている? カルシウムが足りないですか?」
「癌が骨への転移しているのです」
「骨への転移?」
「そうです」
「どこのガンです? 私は肩の痛みの他は何ともないですよ」
「やはり肺ガンだと思います。ほらこの写真を見てください。ここにおかしな影があるでしょう。これが癌です。この癌が原因でそれが肩の骨に転移したのです」
「こんな小さな癌なのに転移したのですか?」
「癌の大きさはあまり関係ないのです」
「そうですか。肺ガンですか。それでどのくらい持ちます?」
「肺ガンでも早いうちなら治療法もあり治りますが田場さんの場合骨に転移していますので難しい。半年の余命です」
「えー、半年ですかー」