【前回の記事を読む】帰り際に「時々会いましょう」と言って去っていく時も消えたり見えたりで、夢からさめて泣き叫んだ。死んでしまったかと…
一章 私の想い
朝七時
今までの私の起床時間は 八時頃
最近 七時頃 目がさめてしまう
ちょっと 眠たいんだけど
あなたが 起きる時間かなって
その起きた 瞬間だけ
私のこと 考えてるのかなって
ただ 老いていく体の現象だったりして
思い込みって 恐(おそろ)しい
桜
まだか まだかと 待ち焦がれて
やっと咲いた
満開の桜は かすかな甘さがあふれてる
春の嵐で 吹雪となり
空中を舞う様は
他の木の枝や花と 歩調を合わせた
オーケストラの一部であり
主役となる
ヒトの理想の生き方
年に一度 その期間だけ咲く
潔い花
二章 チビへの想い
チビ1
八年前の六月に やって来たお前は
もう 私と同じ 中年だ
怒りの声と 喜びのしぐさ ため息も
人間と変わりない
悲しみの表情も わかるが
笑った顔だけは 見たことがない
だから ヒトは お前達より 長生きするのかな
これからも ずうっと
そうなのかい?