アイルランドは、クロムウェル(今でもアイルランドでは憎まれているらしい、朝鮮半島での豊臣秀吉のようなもの)のアイルランド遠征により植民地化され(イギリスの最初の植民地)、穀物はイギリスに運ばれ、イギリス人地主の小作人となった貧しいアイルランド人は、当時ジャガイモを食べていた。

単一種の栽培で、病気耐性がなく、ジャガイモの病気が災いとなり、ジャガイモが採れず飢饉となった)の時にも、多くのアイルランド人がそのままカトリック教徒としてアメリカに渡った。

JFK(ケネディ大統領ジョーン(自身の名)・フィッツジェラルド(母方の姓)・ケネディ(父方の姓))の祖先(4代前)も、この時代のボストンへの移民(レーガン大統領の祖先も中西部へのアイルランド移民である)で、ケネディは、WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)でない、カトリックの初めての大統領だった。

大統領就任宣誓式にカトリック教会から聖書を取り寄せたという話である。

そして、ボストンでは、JFKは、ボストン・ブラーミン(1620年の初期の移住者ピルグリム・ファーザーズの子孫とされ、正統派エリート層。ヒンズー教のバラモンに由来)に小さい頃、アイルランド移民の子・プロテスタントでないカトリックの子として、差別され学校でいじめられたという。

またカトリックの大統領という事で、アメリカではバチカンにアメリカが支配されるのでは、という懸念を持った人もいたといわれる。

東のコーカサス三国

ジョージア(グルジア)・アゼルバイジャン・アルメニアという国が、現在ある(コーカサス三国)。

大コーカサス山脈の向こう側・北側は、ロシアである(チェチェン紛争のあったチェチェン共和国は、このコーカサス山脈の北側・ロシア側にある)。

古代ローマが共和制から帝政になり、五賢帝の一人トラヤヌス帝(A.D.53〜A.D.117)の時、ローマは領土最大となった。

歴史上のアルメニア(現在のアルメニアより広大だった)はこの時、ローマの属州となり、東のはずれのローマ領だった(ここがローマの東限)。

ローマのキリスト教の影響を受け、キリスト教がこの地にも広まった。

アルメニアは、世界最古のキリスト教を国教化した国として有名である。

試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。

 

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