高木 真

確か4 歳の時、九州の山奥から父に手を引かれ初めて町に行った。全てが珍しくキョロキョロしていて電柱にぶつかり人に笑われた。その時以来異空間に対する好奇心が生じ、学校では社会・地理・歴史に興味を持ち、中学時代は「兼高かおる世界の旅」を毎週見た。慶大政治学科では地域研究の講座を多く取った。暇を見ての全国旅行の後、プラザ合意後海外旅行機会に恵まれ、出来るだけ多くの国に行こうとした。コロナの影響で国内足止めとなり、この文章を書いてみた。
他に『海外100カ国以上一人旅写真集・67カ国・約1800枚ヴェルヌの旅行の80日間も不要。たったの一日、写真で巡る世界一周』(電子版・学術研究出版)、『海外百カ国以上一人旅で考えた事・実践 文庫改訂版』(幻冬舎、2023)がある。

掲載記事

書籍

  • 海外百ヵ国以上一人旅で考えた事・実践 文庫増補改訂版
    高木 真
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    異国での経験から得た旅本来の目的や心構え、さらに我々人類の歴史上の移動の立ち位置までを掘り下げて綴った、単なる「来た・見た・感動した」形式とは一線を画す、全く新しい旅行記。 現代社会を生き抜くヒントを加えた増補改訂版!

    「諸説あるが、君はどう考えるの?」
    多様な考え方があって多様性を認めたうえでその中で自分はどう考えどう行動するかが問題で、その意味で考え方のたたき台、考える材料として、読んでもらえればいいと思う。――本文より