古くからの日本の良さと独特のメソッド「JIKU」のある生活習慣を
日本人がむかしから感覚として持っているものが、欧米人と違うこともあります。
では日本人は何をしたらいいかというと、武道や武術でいう「JIKU」という概念がピタリとあてはまります。
米国の有名実業家イーロン・マスク氏が「このままでは日本の大切な文化が崩れてしまう、今日本がアメリカのようになってしまっている」と警鐘を鳴らしています(2022年5月8日のSNSより)。
その通りだと考えます。古くからの日本の良さと独特のメソッドを私は残さなければならないと思います。
「JIKU」と聞いて何を連想しますか? JIKUとは、「軸」のことです。
体にある、目に見えない軸線のことです。歌舞伎や狂言、スポーツ解説などで使われるので聞きなれた言葉だと思います。
数々の大会で金メダルを獲得し、昨年にプロへ転向したフィギュアスケーターの華麗なスケーティングやジャンプも、JIKUなしでは不可能な動きだと思われます。
スポーツでは、構えがダメだとうまく動かないことがあります。
では、どんな構えがいいのかというと、軸がある構えなのです。
たとえば、椅子に座ってもらって「右足を前に上げたまま立ち上がってください」と言われてもできない人がいます。
そういうときは「筋肉が弱っている」と言うのですが、軸がないから筋肉で立つしかないのです。
軸を意識して動けば、簡単に立ち上がることができます。数々の記録を持つ元プロ野球選手の、現役時代の一本足打法も軸のひとつです。
海外には軸という概念がありません。海外のアスリートは体幹が使えないから、代わりに筋肉をつけるしかないのです。だからみんなマッチョ体型になります。
日本人は、天から授かった軸があるので、それほど筋肉をつける必要はありません。
体には、軸を中心とした「取扱説明書」みたいなものがあるのですが、多くの中高年は、動くからと取説を読まずに適当にやっている感じになっています。
せっかく持っているポテンシャルを使いきれずに、そのうえで壊れたら最初からやっとけば良かったのにということにおちいってしまいます。
まず、自分の体の軸を知っておくと良いでしょう。
そのうえで軸を鍛えるには、いろいろなトレーニングがあるのですが、当クリニックではエクササイズ動画を動画サイト(https://www.youtube.com/channel/UCPreQZoUx8r9fu3CEa0GhLQ)に載せていますので、そちらを参考にしてください。
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