【前回記事を読む】運動前にストレッチをすると……。サッカーのJリーガーたちが、試合前のストレッチをしなくなった理由とは
第4章 健康を貯金して明るい人生設計を
目的と目標を見極めて体を動かすのが大切
目的といえば、水泳選手が足腰を鍛えるために山登りトレーニングをしたが、水泳のタイムは速くならなかったという話を聞いたことがあります。
これも、「目的を間違った」例でしょう。足腰を鍛えるのは正解でも、そのメソッドとして山歩きをしたら速くなるというのは違います。
筋肉の使い方が、水泳と登山ではまったく違います。
やはり体の機能や筋肉を向上させたいときには、しっかりと目的と目標を立ててやったほうが良いでしょう。
怪我が増えることを理由に、FIFA(国際サッカー連盟)やJFA(日本サッカー協会)は「The11+(イレブンプラス)」というウォーミングアップ法を推奨しています。
試合前は静的なストレッチではなく、動的なストレッチを織り交ぜてやりましょうという風潮となっています。
静的ストレッチとは、筋肉や腱を一定時間かけゆっくりと伸ばす動きです。
関節の可動域を広げたり、呼吸を整えたり、筋肉の柔軟性を高めたりと、みなさんがイメージする「ストレッチ」のことです。
対して動的ストレッチとは、体の関節や部位を動かしながら可動域を広げ、心拍数を上げていく動きのことです。「ラジオ体操」もこのカテゴリーに入ります。
また、前出の「ブラジル体操」も動的ストレッチとして広く知られています。