【前回の記事を読む】育児中の妻に「今日はゆっくりしてきていいからね!」この言葉が新たな“トラブル”を生むことがある…

第2章 ママの代わりをしようとしない

パパはおっぱいがあげられないことを理解する。

パパができないことを認識して、何ができるのかを共有する

ジェンダー平等、雇用機会均等など、男女間に優劣がないという考え方が今や常識です。

私自身も子どもたちの朝の支度の手伝い、保護者会への参加、ご飯の準備、食器洗いなどそれなりに主夫業をしているつもりです。しかし、男性と女性が全く同じようにすべきかというといささか疑問を感じます。

例えば、男性と女性とでは左脳と右脳を繋ぐ脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分の大きさが異なり、記憶力に関わる脳部位である海馬(かいば)も男女で異なるといわれていますし、力勝負では多くの場合パパに分があります。少なからず、男女には違いがあるのです。

そして、パパはおっぱいをあげられません。当たり前だと思われるかもしれませんが、これが非常に大切なことなのです。パパの育児はママの代わりをするのではなく、〝協働〟することによって、子どもにもいい影響を与えます。

〝なんでも頑張る〟という精神論より、どのようにしたら負担なく育児ができるのかを考えていかないと体が持ちません。

特に大変なのは、夜中の授乳です。必ずしも母乳で育てないといけないと決める必要はありませんので、パパがミルクをあげることで少しでもママの睡眠を確保するといいと思います。我が家の下の子は双子なので、交代で授乳を担当し、ミルク、母乳を交互にあげていました。

もし、母乳に拘(こだわ)るとしても搾乳して保存したものをあげれば全く問題ありません。うまく工夫してやりくりすることで、それぞれの時間を作っていきましょう。

ここがポイント

育児は長期戦です。頑張り過ぎては体が持ちません。人それぞれ、得意、不得意がありますし、なんでも頑張るのではなく、夫婦でやりくりをしながら子育てをしましょう。無理をすると親のイライラが溜まり子どもにも伝わります。