人的時間コスト

~業務指示作成にかかる時間~

本部で業務指示を作成する際には、内容の検討や関係部門との調整、業務指示の文面と補足資料の作成など、実に多くの工程を踏むことになります。そうして、業務指示として発信する際に1件あたり平均30分かかるとした場合、年間を通して見えてくる工数は以下のとおりです。

〈業務指示の作成時間〉

1件あたりの作成時間:30分

年間(52週):30分×52週=1560分

1週間に25件の場合:1560分×25件=3万9000分(=650時間)

つまり、業務指示の作成だけで、年間650時間もの時間が費やされていることになり ます。

これを本部平均時給の金額に換算すると、約117万円に相当します。

スーパーやホームセンターなど、売場面積が大きくなればなるほど、より売場ごとに細分化された指示が必要となりますので必然的に金額は膨らんでいきます。

 

~確認・伝達にかかる時間~

作成された業務指示は、現場が受け取り、理解し行動に移すまでにも一定の時間を要します。 たとえば、店舗では、責任者が業務指示を確認し、ミーティングなどでスタッフに共有、不明点があれば追加で確認する││こうしたプロセスが日常的に行われています。

〈業務指示の伝達・確認時間〉

1件あたりの確認・伝達時間:5分×50店舗=250分

年間(52週):250分×52週=1万3000分

週に25件の指示が出る場合:1万3000分×25件=32万5000分(≒5416時間)

このように、全国の店舗で週25件の業務指示の確認・伝達が行われると、年間で合計5416時間もの時間が費やされていることになります。

これを店舗平均時給の金額に換算すると、約704万800円に相当します。

 

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