費用対効果から、整形のメリットも高まり続けている。
整形をすることで、周りの人の態度が変われば、気持ちが明るくなる。そしてその気持ちの明るさは、行動の変化に繋がる。行動が変われば、当然周りの人の態度もさらに変わる。このサイクルが続くのは、至極当然の話だ。
実はこのサイクル、この本で何度も語った「筋トレを行うことでの、周囲と自分の変化」と共通する部分がある。
第一印象で、「好感触」「かかわりたい」「悪くはない」「信用できそう」と、このような印象を与えられる行動しよう。その準備をしよう。
それが実現できれば、出会った相手と良い関係を築くことができるだろう。
また最初に好印象を与えられれば、万が一何か信頼を失いかける失敗があったとしても、それは、大目に見てもらえる可能性が高い。挽回のチャンスを獲得できる。なぜなら、最初に下した自分の判断を、人は信じたいからだ。自分が見る目がなかったとは思いたくないからだ。
だから、失敗は大目に見てくれる。そして、良いところを探して帳尻を合わせようとしてくれる。
これから外に出て、本格的に人と関わり合うことになったら、「第一印象を良くすること」に全力を注いで欲しい。おしゃれをし、見た目に気を遣う。少しでも良い服や靴を背伸びして買う。
これらは恥ずかしくも、ダサくもなんでもないのだ。
たとえば、ジムでは、最低限スポーツウェアを着てトレーニングしよう。伸びた白Tシャツにボロボロのスウェットでもジムには通える。むしろ近所の公共施設のトレーニングルームだと、そんな服装の人が大半だろう。
だが、まっさらな気持ちで考えて欲しい。掃除をするときのようなボロボロで、捨てる寸前の服装であなたの前に立っている人間、あなたはそんな人と付き合いたいか。声をかけたいか。話してみたいか。
もちろん、気心のしれた友人なら、何の違和感もなく付き合えるかもしれない。だがそれが初対面であったら? そう考えて欲しい。
次回更新は12月29日(月)、11時の予定です。