【前回の記事を読む】片田舎から「筋肉で成り上がった」海外セレブと言えば?…ボディビルダーからハリウッドへ、さらには州知事にまでなった人物。
第8章
8-2.ライフをビルディングしよう!
何が言いたいかというと、筋トレ一本で、体力を付け、コミュ力を上げて、仕事を得て、友人や家族を得て、幸せに暮らそうという計画を立ててはいけないということだ。
筋トレはしろ。しかし、筋トレ以外の部分は、筋トレ以外の能力を使って自分で得ていけ、ということだ。
筋トレはそれらの補助にはなる。しかし筋トレ一本では何も解決しない。そもそも、筋トレをそこまで極められる人は少ない。
人は生まれながらにして格差を背負っている。石油王の子に生まれれば、生まれた時点で一生安泰だ。絶世の容姿を持って生まれれば、恐らくその美的資産を使って、日常の不便や面倒な作業から逃れて一生暮らすことが可能だろう。
持って生まれたものでかなりの部分が決まってしまう。これからは逃れられない。
私も、今からトレーニングしても、ロニー※の身体には絶対になれないのだ。
※ロニー・コールマン ボディビルディングの世界最高峰の大会オリンピアを8連覇。最も偉大なボディビルダー
辛い話はここまでにしておこう。私にとってロニーになれるかどうかは非常に重要だ。成れないと理解できてしまうのは悲しいし苦しい。しかし、あなたにとってはどうでもいい話だろう。
あなたの人生もまた、そんなものだ。あなたを幸せにするのは私ではない。あなた自身なのだ。
才能は変えられない。でも変えられるものがある。
それは、これからの環境だ。これまでの過去の環境は変えられない。住んでいた場所や通っていた学校は、才能や家の経済状況、あなた自身の頑張りの結果だ。
それは変えられない。恐らく今から大企業に就職することは難しいかもしれない。起業して億万長者になることも難しいかもしれない。
これは残酷なことだが向き合うべき真実だ。
成功するのは、幼いころから成功し続けた人なのだ。能力が生まれつき備わっていた人なのだ。人生の大逆転劇なんてエピソードは、たまたま能力はあるが環境が悪かった人が、良い環境に辿り着くことができた結果なだけだ。
今から努力したって東大に入れないのと同じだ。後からでも入れる人は、もともとIQが高いという前提がある。