そして、今大人になった時点で、「どのように生きたらいいのか分からない」「何をすべきなのか」「何ができるのか」と悩んでいるならば、生まれつきの才能には恵まれていなかったと考えるが現実的だ。

生まれつき「持っていない」(能力が低い)前提で生きる。

これが今後の人生の判断指標において重要となる。まずは、この現状、スタート地点を冷静に分析しよう。

「ひどいこと言うよね……」とガッカリしただろうか。そう気にしなくてもいい。私も色々自信が無いし失敗してきた。世の中、成功した才能ある人が目立っているだけで、大半の人は生まれつき大した能力は無いし、なんならハンデを背負っている。あなたはある意味「普通」だ。

ハンデにも色々ある。生まれつき「イライラしやすい」「忘れ物が多い」「人の顔を覚えられない」ならば、それはマイナス要素だろう。そういう目に見えないし認証されないハンデを、多くの人はそれぞれ持っている。

低い能力値と低い目標で何が悪いのだ。実はそれが普通なのである。

そもそも、能力が低くても義務教育である程度の知識やコミュニケーションを教えてもらえる豊かな国に生まれたという、国ガチャ成功、があなたにはあるではないか。

その恩恵を享受して、エアコンがあってコンビニがあって治安の良い、この生活を精一杯楽しむ人生ではいけないか?

目標は分相応に、人生をビルディング(建築)するのが私の勧めである。

改めて、そんな社会の仕組みを見てみよう。たとえば、成功者の自伝や自己啓発書に、「ゴールを設定しよう」「目標を明確にしよう」などと書かれていることだろう。

しかし、あなたにとって大事なのは、ゴール地点について想像、いや妄想を膨らませることではない。大事なのは、今置かれているスタート地点の周辺を丁寧に見回すことだ。

次回更新は2月16日(月)、11時の予定です。

 

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