7-1.決断の量は決まっている

あなたはこれから、月数万円を稼がなければならない。

そこで、まずすべきは「決断力の節約」だ。

人が一日の内で決断できる量には限りがある。そのため、多くの思考を自動化しているのだ。習慣、と言い換えてもいい。

あなたは、いちいち「どこの歯から磨こうか」など意識していないはずだ。「どちらの脚から歩き始めるか」なんて考えていないだろう。そのように、無意識で脳が制御していることはたくさんある。

そして、決断の回数が多いほど、決断の重要度が高いほど、私たちは身体的、精神的な体力を大きく消費している。そのため、決断を先延ばしにする傾向もある。これは人類に共通する。

決断は疲れるのだ。

しかし、先延ばししては問題が好転しないのも事実だ。いつか決断しないと、この抱えたモヤモヤは、あなたの日々の思考を妨げる。目の前のことに100%の力で臨めなくなるのだ。筋トレの効率だって落ちる。

次回更新は12月8日(月)、11時の予定です。

 

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