学習指導要領の改ざん
タカシくんの中学校では、改ざん行為の疑いが濃厚です。
同校の学校いじめ防止基本方針の「魅力ある学校・学級づくり」には、「いじめや暴力、差別や偏見等を見逃さず、学級活動はもとより生徒会活動等でも適時取り上げ、生徒が主体的に問題解決に取り組めるように指導する」とあります。
これは明らかに学習指導要領解説の「学級の中などに、いじめや暴力、差別や偏見などが少しでも見られる場合には、学級活動はもとより生徒会活動などでも適切に取り上げ、学校全体でその問題の解決に取り組むことが必要である」の引用です。
ここでは「適切に取り上げ」を「適時取り上げ」に、「取り組むことが必要である」を「取り組めるように指導する」に変わっています。
適時とは「ちょうどよい、適当な時期」で、適切は「目的や状況にあっていて、ふさわしいこと」です。
また、「取り組めるように指導する」は教師の指導に力点が置かれます。「適時」と合わせると、生徒が取り組むかどうかは教師の裁量次第になります。
同校に悪意がなくて、誤解や知識不足によって不適切な変更を行ったとしても、改ざんの疑いは消えません。
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