バリケード封鎖、そして無期限ハンガーストライキ
9月1日に大学に行くと、すでにA棟バリケード封鎖が行われていた。青ヘルを被ってハンドマイクでアジ演説をする声が、A、B講義棟で響き渡っていた。
この騒々しさの中を、多くの学生は、表面上は、まるで何事もなかったかのようにやり過ごして、講義棟や厚生会館の方に歩いていった。
しかし、7月初旬からの長い夏休みがやっと終わって、大学がようやく始まり、久しぶりに友人に会えたりするので、学生も颯爽と歩いており、どこか活気にあふれていた。
私たち全C連(51頁、90頁参照)の仲間は、「処分白紙撤回」と「臨時学生大会開催」を求める署名活動を始めていた。
私も、A、B講義棟の前にあるスペースで、歩いていく学生にできるだけ声をかけて、この署名の趣旨を説明して、署名を求めた。間もなく、同じクラスの友人に出会ったので、同じように署名を求めた。
【イチオシ記事】折角着た服はゆっくり脱がされ、力無く床に落ち互いの瞳に溺れた――私たちは溶ける様にベッドに沈んだ
【注目記事】「ええやん、妊娠せえへんから」…初めての経験は、生理中に終わった。――彼は茶道部室に私を連れ込み、中から鍵を閉め…