「アート思考」が、企業の方向性をより柔軟に展開するための一つの手法であり、必要な学びであるといわれています。科学的なレベルを上げるだけでは、企業の差別化は望めない。これからは、美意識を高め、機能性の中に美しさを求める時代がきていると指摘されています。

まさに、これから育つ子供たちは、パソコンが使えるのは当たり前、おもちゃのようにインターネット検索を日々の生活に取り入れています。それが、日々の当たり前であれば、どこかが優れており、また他とどこかは違って見えるということになります。色であったり、カタチの美しさであったり。

まさに今、ヒットしている商品や企画は、美しくそして機能的に優れています。それは、アート的なセンスに溢れています。世の中も消費者も素晴らしさを見抜く力を持っています。

機能的には、大きな差はないものが多いでしょう。しかし、その中でヒットしているものとそうでないモノが生み出されているのです。その違いは、色やカタチ、そしてその素材を形作っている微妙なセンスの違いだと、私は思います。

500円のTシャツと1万円のTシャツをそれぞれ着こなした時の着心地の良さや繊維の細かさ、色の美しさは、はっきり違っています。このセンスを子供の時から、どのようにして育てていけば良いのでしょう? 育てることが、モノの見方の情報を豊かにし、学習レベルをアップさせていくことに繋がり、それは、レベルの高い人材を育てることに繋がっていくのだと思います。

 

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