薬効だけを考えれば、動物病院の薬でいいと思います。強い薬を使って治したほうがいいこともあります。でも、心身が弱っていて湿疹が長引いていたりするときは、犬猫がリラックスした環境で、飼い主が自宅でケアしてあげることに大きな意味があります。
犬猫は、動物病院は基本的には好きではないので、動物病院で使ったアロマは嫌な匂いとして残ってしまうかもしれません。
ですからペットアロマの効果は自宅で飼い主の手で行うことによって、動物病院で使う以上のメリットが出るのです。
・おうちでペットも人間もリラックスして健康に過ごせる
犬猫の飼い主には耳の痛い話ですが、動物病院の獣医師は、「この犬の病気がずっと治らないのは、飼い主が原因かも」と考えることがあります。人間の子どもでも生育環境の影響は大きいですよね。
でも、飼い主は、それなりにがんばっている。それでも、うまくいかない。
そんなとき、犬猫にペットアロマを使えば、飼い主にも一緒にエッセンシャルオイルの香りを浴びてもらえるので、落ち着いたり、イライラが和らいだり、ペットへの不安もおさまったりします。
犬猫の調子が悪ければ、飼い主の調子も悪くなり、反対に飼い主がイライラしていたりすると、犬猫も落ち着きがなくなったりするものです。ペットアロマは人間も犬猫も一緒にケアができて、お互いが良くなる作用があるのです。
次回更新は8月20日(水)、20時の予定です。
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