※訳注一:島の定義については、海洋法に関する国際連合条約に基づいているが、島の計数方法については国際的な取り決めはなく、変遷を重ねている。
参考までに、海上保安庁発表の島の数は、一九四六年には二千三百九十四余り、一九六九年には三千九百二十二、その後一九八七年には北海道・本州・四国・九州を含めた日本の構成島数は六千八百五十二島となっており、この数がこれまで広く用いられてきた。
しかし二〇二三年二月二十八日十四時発表の日本国土地理院による日本の島の数は一万四千百二十五島となっている。
国土地理院による島の計数に当たっては、法令等に基づく島のほか、地図に描画された陸地のうち自然に形成されたと判断した周囲の長さが〇・一キロメートル以上の陸地を対象に数えられている。
本文に述べられている五百八十という当時の島の計数法はもっと大きな島を対象にしていたと思われるが。
※訳注二:大和の元は山門(やまと)であったとする説がある。原文はMountain Portalとなっているので、ここは英文の意味通り山門を用いた。
※訳注三:原文はThe Land Between Heaven and Earthとなっているが、神話では高天原と黄泉の国の中間にあるのが葦原中国となっている。
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