【前回の記事を読む】日本に"魔法"をかけられた――アメリカ人女性が罠にかかったかのように何度も日本に帰ってくることになった理由とは…
序文
私たち夫婦は四度日本を訪れており、そして毎回日記をつけていたにもかかわらず、旅行社やその他からの資料提供をお願いし、拝借あるいは参考にさせていただいたことを述べておきたい。
クマ狩りについての章で親切にも協力いただいたアメリカ大使館のC・J・アーネル氏、ドライブに関して情報をくださった同大使館職員のゴスマン少佐、教育と布教に関する自身の見解を使うことを許可してくださったルーシー・チャンドラー夫人、素敵な木彫を貸してくださったハイド嬢、そして『ジャパン・マガジン』に感謝したい。
さらに私の多くの情報は私の夫の日誌から得たものである。また、この本の編集にあたり共に多大な助力をいただいたC・ ギルマン嬢とK・クロスビー嬢に感謝する。
I・A(イザベル アンダーソン)
ウェルド ブルックラインにて
一九一四年三月一日
