【前回の記事を読む】朝の静けさの国、韓国を見物した。韓国の農民たちは虎の肉を食べ、血を飲むが、これは勇気と強さを彼らにもたらすためだという。

第一章 遠いかなたの日本

白色はいまだに国民的な身なりであるが、何年か前に王の詔勅(しょうちょく)が臣民に発せられ、他の色を着ることが許可された。貴族たちはこの上なく優美なクリーム色に染めた絹の寒冷紗(かんれいしゃ)の襦袢(じゅばん)を数枚身にまとい、大抵はその上に青色の着物を羽織る。

白い着物は、ひっきりなしに洗濯に従事する下働きの女性に無駄な負担をかける。襦袢は布片にばらして、川で石の上でたたいて洗い、乾かした後、木製の筒の上において、白い綿布が鈍い繻子(しゅす)の光沢を帯びるまで、棒でたたくのである。

韓国の男性たちは、黒い馬の毛の付いた奇抜な透かし細工の帽子をかぶっており、それは彼らをとても背が高くてやせ型に見せ、おしゃれにしている。彼らが雄の子牛に乗っている時は、特におかしな格好に見える。

一方女性たちは、どちらかと言えばトルコ人に見えるほど白い繻子の布を巻き付けており、まるでガニ股のようによたよた歩く。彼女らの多くがグリーン色の絹の上着を、袖に手を通さずに頭からかぶっている姿は、滑稽である。

彼女らは戦で勇敢だった名誉の印として、これらの衣装を身に着けることを許されたとも、一部の人の話のように、即座に兵装に着替えられるようにするためであるとも言われている。

韓国人の夫婦

男性が時折かぶる縁の広い帽子は、数世紀前に一人の皇帝が過度な飲酒をやめさせるために行った試みに由来すると言われている。かの皇帝は、すべての男は今日(こんにち)かぶっているのと同じ形の軽量の陶器の帽子をかぶり、床に就く時以外は脱いではならないと命じた。