1月14日(月)

●帰国迫る

2週目が始まった。帰国がドンドン迫ってくるようでマルタ滞在の最後をどのように締めくくるか考えた。友人からのメールに「走るのはさておき」というアドバイス。今週は語学学校が終わったらランニングの時間にValletta通いをしようと実行した。

学校近くのバス停留所から飛び乗り1日1ヶ所の観光。今日はThe Museum of War (戦争博物館)。地図上では点のようなマルタも第2次世界大戦での犠牲の上に今がある。

映像と遺品を目の当たりにしてしばし佇んだ。その中で日本の天皇、その頃の首相の名前など戦争の経緯などが解説されていた。

1月15日(火)

最後のテスト。やはりリスニングができない。翌日Teacherがテストの解説。一部の問題で「ここの問題でパーフェクトの人が一人、Ryo」と言われたが、他の問題がダメみたい。でもどうすればもう少し良くなるかわかっているから頑張る!

話しかけてくれた若者達がいた。昼食していると話しかけてくれた韓国の若い(わざわざ若いと言わなくても私以外皆若い)男性がいた。

最初は英語だったけれど途中から「私は日本語を学んでいます」と流ちょうな日本語で話し始めた。「あなたとはいつかお話ししたいと思っていました」と丁寧な言葉遣いで話してくれた。

私みたいな年でここにいることに驚きを感じているということだった。今週から始まった日本人の女性が「あなたが噂の人ですか」と話しかけてくれた。

Valletta行きのバスに飛び乗ると、落ち着いた日本人カップルと一緒になった。そして帰国までにお話しする時間をとってほしいとその場でミーティングの時間と場所が決まった。

本当に嬉しいことだ。自分のために頑張ってきたことをそれなりに若者達が見ていてくれた。長い時間生きている者は若者のために何か力になりたい。