【前回の記事を読む】【姿勢改善】おうちで簡単、キツクない4つのストレッチ。「猫背」「肩が前に出ている」「肩が動かない」なら、これやって!

第4章

4-3.家トレしよう!

運動するからと言って、いきなりジムや、近所の体育館に行くのは敷居が高い。まずは家で行う筋トレ、通称「家トレ」から、あなたの筋トレ人生の一歩目を踏み出そう。

必要なのは「たたみ一畳ほどのスペース」と「あなたの身体」、この2つだけだ。

掃除も既に進めている。だから、使えるスペースはあるはずだ。机も家トレに活用できる。あなたの部屋は、既に充実したジムなのだ。

追加で運動靴(フローリングは滑るため)、筋トレ用のトレーニングチューブ(Amazonで1000円ほど。今注文すれば明日にでも手に入る)があれば、より家トレが充実する。

この2つは、ジムでの筋トレの際にも活用できる。持っておいて損はない。

家トレの基本となる動き(エクササイズ)は3つ。

●立つ(脚) ●押す(前面) ●引く(背面)

どれか1つだけをやるのではなく、必ず3つを同じ数(セット数)行おう! 後ほど詳細に解説するが、筋トレにおいてはバランスが非常に大事なのだ。

このバランスを最初から守っていれば、あなたの身体の成長スピードは爆上がりする。 

4-4.家トレエクササイズ

お待たせした。ここからは、ようやく今すぐ実施できる筋トレをお伝えする。

家でできる筋トレ、通称「家トレ」だ。

この「家トレ」は私の別の作品である『はじめての家トレ!』でより詳しく解説している。興味が湧いたら是非こちらも読んで欲しい。

 

家トレで必要なもの、それはあなたの身体だけだ。自分の体重が負荷になる自体重エクササイズが、家トレで紹介するうちの8割を構成している。

背中を鍛えるにはエクササイズでは、チューブを活用する。背中は自体重エクササイズだと、初期設定の負荷が大き過ぎるのだ。運動経験がないと、そもそも動作ができない。懸垂などがその最たる例だろう。長らく運動をしていない、鉄棒に触ったのは何十年も昔だろう。ぶら下がって身体を引き上げることなど想像できないはずだ。

「引く(引きつける)」この背中の動作は、姿勢に大きく影響する。

だから最初から背中のエクササイズに取り組んで欲しい。いますぐAmazonでトレーニングチューブを注文してくれ。

明日には届くだろう。今日はエアで動作だけでも予習しておこう。もしかすると、これだけでも、明日の朝に筋肉痛が来るかもしれない。