【前回の記事を読む】“猫背”は長年の積み重ねの結果。ちょっと整体に通っても治らない。だが、この5つのポイントを毎日鏡の前に立ってチェックすれば…

第4章

4-3.姿勢(図解)

横から見た姿勢について解説する。イラストを見て欲しい。

耳垂 肩峰 大転子 膝関節前部 外果の2~3cm前部 を一直線にすることで、正しい姿勢に近づく。

エクササイズを始める前は、まずこの姿勢をとろう。各部位(耳垂 肩峰 大転子 膝関節前部 外果の2~3cm前部)を一直線にすることを意識しよう。

耳垂
・=耳たぶ。

肩峰
・肩関節の先端部分 触ると出っ張っていて固い部分。

大転子
・大腿骨の先端部分 触ると出っ張っていて固い部分。

膝関節前部
・膝のお皿の後ろの部分。

外果の2~3cm前部
・くるぶしから2~3cm前の部分。

普段から姿勢に気をつける。これだけでも十分効果が見込める。しかし、できれば早く効果を得て、モチベーションを加速させたいはずだ。

猫背の原因、不良姿勢の原因は、千差万別である。だが、まず間違いなく、肩が前に出ている(前肩)と肩関節が固い(動かない)これは、不良姿勢に陥る人に共通している特徴だ。

そのため、この肩の柔軟性を高め、可動域を改善するエクササイズ(ストレッチ)を4つ紹介する。

どれもエクササイズというほど、息が上がったり、キツイものではない。そのため、日常的に行って欲しい。行えば行うほど、胸が開いて、何だかスッキリする感覚が得られるはずだ。

・タオルストレッチ
・キャット&ドッグ
・ツイスト
・ブリッジ

今から、この4つをこなしてみよう。

これが終わったら、次のステップ。とうとう、人生を変える「筋トレ」を始めるときが来た!