第1章 突然の発症、そして緊急手術
胃がん発症
2015年8月15日、突然胃の壁が破れて発症に気づきました。今まで体験したことのない激痛で、救急車をお願いして総合病院に搬送されたのです。
これから胃がん発症の経緯をお話しする前に、発症と関係するもう一つ私が罹患(りかん)している経過観察中の病気についてお話しします。
2011年8月、朝シャワーを浴びていると、左鼠径部(そけいぶ)のリンパ節が硬く盛り上がっているのに気づきました。子供のころはよく足を怪我して、鼠径部のリンパ腺が腫れ痛かった思い出がありますが、この時は触っても痛くありません。
整形外科病院で切除手術をお願いして、細胞生体組織検査で調べることになりました。
後日、病院から電話があり、
「すぐに来院してください」
と言われます。悪い予感がしました。
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