【前回記事を読む】抗がん剤治療を辞めたい。投薬開始から約10ヵ月…ひどい倦怠感に襲われた。トイレから1時間以上動けない状態で…

第2章 手術の後遺症と抗がん剤の副作用

再入院

入院は、手術をしていませんので一般病棟です。絶食して、安静にして、自分の回復力で治すしかありません。

ここで、前回手術をしていただいた副担当医師の登場です。

(今度は、何をされるのでしょうか……)

しばらくして、腸の壊死状態も癒えましたので、副担当医師に、

「そろそろ水を飲ませてください」

とお願いしました。するとあっさりと許可されて、重湯も許されます。

ところが、次の日から急に高熱が出たのです。39℃以上の熱が5日間も続きました。

看護師の方々は、優しくて氷枕などを用意してくれますが、私は熱には強いほうなので大丈夫です。

高熱の原因がわからないのです。何度もCT画像を撮られて、一生懸命に原因を追求してくださいました。

これがまたラッキーが続いて、良い医師に巡り合ったのかもしれません。

やっと原因がわかりました。CT画像に写りにくい場所で【腸閉塞】になっており、腸が破れて食べた物が外に漏れ炎症を起こしていたのです。また、水も含めて絶食です。

今回の入院で、巡回に来られた主治医は、「すごくやせましたね」と言われました。

この時、体重は60kgを切りそうでした。

(この体重は大人になってから初めてで、私には未知の領域です)

主治医は、

「手からの点滴ではなかなか栄養が摂れませんので、首の血管から点滴しましょう」

と言われます。

その言葉を聞いて私は、

「ひえ~~~それは勘弁してください。私には無理です。断固拒否します」

と言うと、主治医は、

「本人がそこまで言うなら、仕方がないですね」と撤回してくれました。

(良かった、良かった)

高熱が続いたのは、ラッキーだったと思っています。39℃以上の熱が5日間も続いたおかげで、免疫が活性化して、残っていたがん細胞をすべて死滅させたのではないかと思うからです。人間に本来備わった免疫の活躍を、期待しています。

私は免疫力を独学で勉強しましたが、免疫力の強化には【精神的な面】と【肉体的な面】での強化が重要だと思っています。