俳句・短歌 短歌 自由律 2020.08.29 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第5回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 肩寄せて生きるしかない母娘草 母という大黒柱耐えて立つ 母と犬死なないような気がするの
エッセイ 『227日後の奇跡[注目連載ピックアップ]』 【第4回】 細見 貴子 「あの黒柴も気になっていて…」と話すと、店員からの想定外の返事が――「あの柴犬は実は…」 【前回記事を読む】ペット禁止のタワマンでこっそり小型犬を飼っていた住人。ほかの住人にバレて、管理会社に“密告”された結果…抽選の結果は、なんと、まさかの「落選」だった。販売会社の担当者からの申し訳なさそうな電話に、私は決して感情的にならず、こう返した。「そうでしたか、すごく残念です。実はずっと以前、御社のマンションを購入したことがあるんです。その時は、なんと37倍の競争率で当選したんですよ! だ…
小説 『ホームランとフォーマルハウト』 【第13回】 福原 道人 「お父さんはいないよ。妹もそう。ママは1人」…惑星の知識を誰に教わったのか聞くと、少年は急に小声になった。だがその答えはどこか変で… 【前回の記事を読む】薄汚れた半袖の兄、妹は男物のお下がり……秋なのに薄着の兄妹が気になって仕方なかった先週の約束を、水口さんは忘れるどころか、心待ちにしていたようだ。縁側には色違いの保温用水筒が三つと、いろいろない交ぜになったスナック菓子が、籠に山と盛られている。もてなしのつもりで用意していたのだろう。こんなに純粋な人は、幼子以外見たことがない。一時でも帰ってしまおうかと思ったことに恥ずかしさを…