絵本・漫画 子ども 絵本 2025.04.24 クヌギの木の下、西の空で太陽が沈むころに始まるアリとかげろうの出会い。一日中働いたアリは満足感に浸っていたが… アリとかげろう 【最終回】 日比 優彦 | ポンヌフ 関 一人ひとり、それぞれの運命と幸せがある この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 夏の間もせっせと冬支度をするアリ。たった一日だけの夏を精一杯生きるかげろう。全く違う生き方の虫たちが出会い、私たちに伝える”本当に大切なこと”とは――。※本記事は、日比優彦氏、ポンヌフ関氏の書籍『アリとかげろう』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の時期を読む】【絵本】「キミは知らないのかい?」と誇らしげに話始めるアリ。働き者なのは良いことだけど…… 第三章
小説 『あら、50歳独身いいかも!』 【第3回】 武 きき 帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま… 【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。「涼真君、私帰るね。終電に間に合うから」「ダメだ! 帰らないで。泊まって!」「何言っているの! 着替えも無いし。帰る……」ベッドに引っ張られ涼真君の腕の中。「ダメ。明日休みだから買い物行って、映画も見よ…
小説 『13.Feb チョコレーション』 【第7回】 齊藤 俊彦 飛行船は地上にはもう戻ることができない――これで彼は私とここで生きるしかない 【前回の記事を読む】彼の嘘? 嘘? 嘘? 嘘? 何の気なしにビデオレターを開くとそこに映っていたのは…キッチンに戻りシードルのボトルを冷蔵庫に戻す。「一仕事終わったらまた飲むの。キリキリに冷たくしておこう」智子は一人暗いキッチンで呟くと、グラスを置いて螺旋階段を駆け上がった。中央螺旋階段を上がり切ると、飛行船上部中央にある小室に出た。前後のファームに続くハッチがある。ここに飛行船の制御システムが…