日比 優彦

1958年東京都日本橋人形町生まれ。上智大学外国語学部卒業後、広告代理店に勤務し、30代の10年間をイギリス、フランス、オランダに駐在。
この時期に様々な国・民族の様々な価値観・人生観に触れ、この物語の素案を認めました。広告代理店時代に一緒に仕事をした同期のポンヌフ関氏に、昔書いたこの物語に絵を描いてもらうことになり、大人も子供も楽しめる新しい分野の童話・絵本を二人で創作致しました。

掲載記事

書籍

  • アリとかげろう
    日比優彦・作 ポンヌフ関・絵
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    夏の間もせっせと冬支度をするアリ。
    たった一日だけの夏を精一杯生きるかげろう。
    全く違う生き方の虫たちが出会い、私たちに伝える”本当に大切なこと”とは――。
    ある夏の朝、一匹のアリが自分より大きなエサを一生懸命運んでいます。
    陽が傾き始めた頃、アリの前に現れたのは一匹のかげろうです。
    アリはたくわえをせずに遊んでいるかげろうを心配しますが、かげろうにはアリの知らない宿命があり......。