絵本・漫画 子ども 絵本 2025.03.13 【絵本】「キミは知らないのかい?」と誇らしげに話始めるアリ。働き者なのは良いことだけど… アリとかげろう 【第5回】 日比 優彦 | ポンヌフ 関 一人ひとり、それぞれの運命と幸せがある この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 夏の間もせっせと冬支度をするアリ。たった一日だけの夏を精一杯生きるかげろう。全く違う生き方の虫たちが出会い、私たちに伝える”本当に大切なこと”とは――。※本記事は、日比優彦氏、ポンヌフ関氏の書籍『アリとかげろう』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の時期を読む】【絵本】「どうしたんだい…アリさん。一体何を怒っているんだい?」とショウリョウバッタが戸惑った様子でアリに問いかけたところ… 第二章
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』 【第2回】 松村 勝正 主人の入浴介助を試みた。私もびしょ濡れになり「君も風呂に入れば」と言われたが、少しでも自分の裸を主人に見られたくなくて… 【前回の記事を読む】三人で夕食のテーブルを囲んでいた。夫、妻、そして――。彼が彼女に「美味しいね」と言って、普段殺風景な屋敷に珍しく会話が…気になっていたことがあったので美代子は急いでパソコンを閉じて、主人の入浴介助のことを考えていた。正直、入浴介助がどんなものか美代子には想像も出来ない。でもスペイン旅行から帰った後で主人に「明日から入浴介助は私がやります」と言ってしまった。一時の気持ちが高揚し…
小説 『乙女椿の咲くころ[人気連載ピックアップ]』 【第8回】 倉田 裕美 最初の妊娠は流産、二度目は死産だった。その夜は隣室から聞こえてくるよその赤ちゃんの元気な泣き声がつらく布団をかぶって泣いた 【前回の記事を読む】【大学入試失敗➡高卒就職】「高卒だから…」単純作業ばかりの毎日から、人生を変えた小さなきっかけとは。昭和四十四年、二十一歳で入籍した。知り合って三年。その間、楽しいことばかりでもなくて、結婚は、やっと落ち着けた環境だった気がする。結婚式は近親者だけで簡素に済ませた。結婚生活は宝塚の実家で、私の両親との同居でスタートした。やっと静かな生活に慣れた頃、妊娠を知った。夫の父も元気な…